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あなたにあったファスティング

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健康美容医学Labo エイジングケアマイスター™ 稲村元美

 

ファスティングをしたことがありますか?と、20~60代女性に向けたアンケートでは13.2%が経験済み、8人に1人の割合だそうです。まだまだ多くの人がファスティングに取り組んだことがないようです。

また未経験者のうちで断食やファスティングに興味がある人は19.6%と、5人に1人は興味はあることがわかります。

経験していない人がファスティング(断食)に持つイメージは?

  • 空腹に耐えられそうにない
  • 誘惑に勝てない
  • 痩せてもリバウンドしそう
  • 辛い思いをしてまで痩せたくない

などネガティブなイメージの人が多いと思います。

 

では実際に経験した人の感想では?

  • 空腹感が辛かった
  • 目に入る食べ物の誘惑
  • 体力や気力の低下
  • 頭痛や眠気

なるほど、やはり辛さに耐えながらのファスティングはなかなか難しいようです。

 

けれど経験した人の67%は結果に「とても満足できた」「ある程度満足できた」と答えていて具体的には?

  • 体が軽くなった
  • 体重が減った
  • お腹がへこんだ
  • 浮腫みがとれた
  • 肌がきれいになった
  • よく眠れた
  • 頭が冴えた

など単に減量に成功するだけでなく、様々な不調が改善された実例も多いですね。

ファスティングには様々な方法や、行う上でのルールがあります。

これらを知らずに自分に合わない方法でファスティングした人は「2度とやりたくない」と言いますし、無理のない自分に合ったファスティングに成功した人は、他のやり方にも取り組むことで、色々なファスティングを目的に合わせて使い分けることもできる、ファスティングの達人にもなれるのです。

 

 

ファスティングとは?

一定期間食べ物を摂取しない「断食」または、食事量や回数を大幅に減らすことで、常に働いて疲労している内臓を休ませる目的もあります。

24時間365日、食べ物が胃腸に入っていて消化と吸収を強いられていると体内の老廃物や毒素が上手く排出できなくなることがあります。

そうなると血液が汚れ、細胞が弱り、見た目や体調が悪くなる、老ける。

ファスティングは「痩せること」が第一の目的ではなく、胃腸や肝臓、腎臓の過労を休め、血液や細胞の中に溜まった毒素や老廃物の排出を促し、体を浄化する「カラダの大掃除」が目的です。

 

 

カラダが大掃除されることでの効果は?

  1. 内臓疲労の回復と腸内細菌バランスを整える
  2. 自律神経のバランスを取り戻す
  3. 脳のストレスを解消し幸せホルモンの分泌を促す
  4. 体内時計のリセット
  5. 空腹感が長寿遺伝子にスイッチを入れる

など多岐にわたる効果を期待できます。

 

 

「食べないダイエット=ファスティング」ではありません。

さらに、栄養素を全く摂らない「水だけ」ファスティングも私はおススメしません。

断食中もカラダの細胞は活動しています、必要な栄養素を補給しながらファスティングするために1日に必要な水分と酵素ドリンクを補給しながらファスティングしてください。

「ピュアバランス」なら76種類の豊富な植物の栄養素と発酵酵素や豊富なアミノ酸を、腸の消化を使うことなく吸収させることができます。

さらに砂糖を一切使用していないので、空腹時に飲んでも血糖値をスパイクさせることがありません。

では、次に自分にあったファスティングの方法をみつけましょう。

 

 

あなたは週に何回部屋の掃除をしますか?

個人的な見解ですが、きれい好きで掃除が好きな人ほどファスティングに向いています。

  • 部屋が汚れる前に毎日掃除する人

散らかったり床の埃が気になったら掃除する人なら週に2~3回でしょうか?

  • 週に1度、休みの日にしっかり掃除する人
  • 月に2~3度汚れやゴミが溜まったら徹底的に掃除する人
  • 普段はほとんど掃除しないけど年に数回断捨離のごとく大掃除をする人

ファスティングのタイプも性格や生活リズムに合わせたほうが成功する確率が高いんです。

規則正しく生活し、普段から過食過飲やカラダに悪いものはなるべく食べない、いつも胃腸に気を使っている人は、毎日がファスティングなのでわざわざ断食する必要はないでしょう。

それでも年一回の大掃除のように、丸1~2日何も食べない日を作って消化活動を完全に休ませて腸をクリーニングするのは良いことです。

この法則でいくと、週に数回外食や飲酒をしたり、旅行で食べすぎ飲みすぎてしまった時には、48時間以内にリセットしてしまう24時間ファスティングで未消化物を追い出して内臓を休ませてしまう方法。胃腸の疲れを感じて食欲が落ちている時なら辛さも感じません。

または16時間食事の間をあける「16時間ダイエット」で肝臓や胃腸が休む時間を一定期間作る方法。

おススメは15時から翌朝7時までを抜く方法で寝ている間に消化不良にさせないので腸活にも最適。睡眠の質も良くなるので疲労回復にも良いです。

仕事や学校で平日は食事や食欲のコントロールが難しい人は、週末2日のファスティング。逆に家族と一緒だと断食しにくい人は平日まる1日を数週間続けるのもよき。

余ったエネルギー源や溜まった老廃物をしっかりと消化&排泄する、腸内環境をリセットして免疫力や体力を回復させる方法。

最後は、普段なかなか食生活に気を使えない、けど最近急に体力が落ちてきた、見た目が老けた、体重が1年で2㎏以上増えた、睡眠の質が悪く日中眠くなる、健康診断でB判定がっついた!など健康面で気になることが出てきた方は、準備食2日と回復食2日を設けた3日間の断食の本格的な7日間ファスティング。

但し、はじめて1日2日で頭痛や関節痛、だるさや眠気があまりにも辛い場合は、そもそも7日間ファスティングをできる体内環境ではないのです。

本格的なファスティングを初めて行うときは、プロのカウンセラーや医師の指導の下で体調の変化を管理しながらトライしましょう。

まずは前号の記事を参考に、「正しいダイエット」を実践してみてからファスティングにトライしてください。

プロのカウンセラーのサポートで自分にあったファスティングをしてみたい方は、個別でご相談承ります。

 

 

特定非営利活動法人日本成人病予防協会
健康管理士

特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構
メディカルダイエットマスター

一般財団法人内面美容医学財団ファスティング研究部会
公認ファスティングカウンセラー認定講師

AMRTA六本木 稲村元美